緑色のumbrella

NEWSに出逢えてよかった

悪魔の手毬唄の宣伝のスケール、凄いね



 ついに、放送まで1週間を切りました。

金田一耕助ふたたび  悪魔の手毬唄

 宣伝が、私がNEWSファンになってから初めて経験するスケールなんですけど。

 

 お風呂の王様とのコラボ。渋谷109前に特製クリスマスツリーの展示。

 

 何故そんなことになっているんだ??

 

 田舎なのでどちらも行けませんが、盛り上がってる様子を見て、嬉しいやら、うらやましいやら。

 

 翌日には記者会見。その内容があちこちでいろんな記事になり、タイムラインにずらーっと並んでる。たくさんあって全部ちゃんと読んだのか心もとない。何年か前なら、ジャニーズ事務所のタレントは写真の使用ができませんでしたが、今はちゃんと全員の写真の中に主演の加藤シゲアキさん、主要キャストの小瀧望さんがいる。それは嬉しいよね。

 

 

 

 ここまで12月16日の朝に書きました。

 

 この日のお昼に、小説新潮の連載「オルタネート」の発表がありました。

 

 

 てっきり、小説の発売は金田一が終わって来年だろうと高を括っておりました。

 

 来るね。仕掛けるね。

 怒涛という言葉はこういうときに使うものですね。ひとつひとつ大きな話題なのに、それが息つく暇もないほど次から次に。

 

 私がまだファンではなかった2016年の1月、ピンクとグレーの劇場公開と傘をもたない蟻たちはのドラマ初回が重なった日もこんな感じだったのでしょうか。

 

 でも多分、あの日以上の規模だよね。

 凄いなあ。

 

 

 持ってる武器をすべて使って、この「悪魔の手毬唄」にかけているんだな、と感じました。また、ドラマも、新しい小説「オルタネート」も妥協のない自信作なんだ、とわかります。

 

 Twitterに両方が両方の宣伝になる、ひとりメディアミックスって書きました。

 昔の角川映画を知ってる人は、角川映画の宣伝のすごさを知ってると思います。CMの映像とキャッチコピーは強烈でいまだに覚えている作品もあります。原作本のファンを映画に呼び込み、映画は原作本のプロモーションになる。両方が両方の宣伝になるのです。そして、大規模な映画と原作本の両方をガッツリ売りまくったのです。

 

 ひとりでこのメディアミックスが出来てる。あらためてとんでもない人なんだな、と思いました。

 

 

 

FODで「犬神家の一族」が期間限定で配信が始まりました。フジテレビさんは21日に再放送がありますね。こちらは無いので、せっかくだから久しぶりに見ました。私のスマホの画面だと暗い場面がよく見えない。ほぼ真っ黒。まあそもそも小さい画面ですから、おのずと声や音からの情報がテレビ以上に入ってきた気がします。

 

 テレビで見たときは思わなかった、今回初めて思ったこと。金田一耕助の演技、青山くんに近かった。あくまで私個人の感想です。

 

 ビジュアルが全然違うから思いもしませんでした。刑事と探偵だから話す内容が似てるのもあるでしょう。でも新鮮に驚くし、好奇心も強いので似てくるのかもしれません。ちょっと声も高めでしたね。比べて冷静沈着なゼロならトーンは抑え気味で声も低めですよね。

 

 最初「あ、今の言い回し青山くんに似てる」とか思いながら見てましたが、途中からは気にならなくなりました。物語に引き込まれていったからでしょう。演技するうちに役をつかんでいった…とか書きたいけど、撮影順なんてわからないからなー。何しろ一番最初に撮影したのラストシーンだったって話だし。

 

 前回の犬神家、ゼロのときも思ったけれど、「原作ファンはこのドラマ化を嫌がっている」とまことしやかに言われるの、あれ嘘ですね。文句を言うのは文句を言いたいだけの人でしたね。ファンは見る前から批判などしません。楽しみに見てくださって、もちろんすべて称賛とはいかなくても、一定の評価をしてくれました。

 

 文句の多くは、「金田一耕助はやっぱり石坂浩二古谷一行。ジャニーズは似つかわしくない。」 これだったように思います。

 

 私は昔の作品をきちんと見た訳ではありません。石坂さんの犬神家は去年Huluで見ました。古谷さんのドラマは当時見てたけど、子どもだったからなあ。怖くてところどころ見てない。そして話をほとんど覚えていない。それから、二人の他にもたくさんの俳優さんが金田一耕助を演じています。それも見てません。

 

 だから想像でしかありませんが、加藤シゲアキさんが演じる金田一耕助は、今までの金田一の魅力を保ちつつ、新しい金田一像を感じさせてくれたのではないでしょうか。

 

 私は走るシーンの多用がそれを象徴しているように思います。頭が良く推理ができるだけではなく、アクティブに動くことによって今まで見たことのない金田一が生まれました。

 

 加藤シゲアキさんが作家として成功してることはだいたいの人が知っています。金田一に必要な知性は本人から醸し出されていますものね。あとはそこに何をプラスするのか。アイドルの若さと華やかさを金田一にそのままプラスしようとしたんでしょうね。

 

 みんな思っていると思います。これだけ大々的に金田一耕助を復活させたということは、絶対にシリーズ化したいはず。年末の恒例のドラマにしたいはず。それが出来ると見込んで、加藤シゲアキさんを抜擢したと思います。金田一として育てていくというか。

 

 もしもね、去年これだけの宣伝と、一番の話題、古谷一行さんとの共演があったら、絶対ゴリ押しとかの批判がきてたように思います。いろんな声をはねのけて「犬神家の一族」が成功したから、古谷さんとの新旧金田一共演が実現したし、これだけの宣伝が出来るのだと思います。

 

 お風呂の王様とのコラボも、渋谷109前のクリスマスツリーの展示も、今まで興味がなかった人にアピールする作戦ですよね。去年にはないほどの一般紙の新聞へのインタビューの掲載は大人へのアピールでしょう。何しろビジュアル良し、紡がれる言葉も良し、ですからね。今まで興味のなかった層、ジャニーズだからと偏見を持っている層両方、たくさんの人の目に止まってほしい。

 

 

 StrawberryのVTRの中で「楽に出来る仕事はどんどん少なくなっていく」的なことを言っていました。あれだけの豪華なキャストの中で、主演として真ん中に立つことは、ただならぬことでしょう。でもそこに堂々と立っている加藤さんが頼もしい。21日が楽しみです。