緑色のumbrella

NEWSに出逢えてよかった

NEWSICALの主役はなぜ小山さんだったのか?

 WORLDISTAツアー開幕おめでとうございます🎉✨😆✨🎊 

 そして、成功の遺伝史を皮切りに、小山さんの出演番組が続きます。おめでとう🎊 嬉しいよ。

 見るまでは不安もありました。慶ちゃんが、スタッフさんや出演者の皆さんから愛されているのは知っている。それは間違いない。でも忖度で出演シーンが少ないかも、発言が少ないかも、と思っていたんです。全くの杞憂でした。慶ちゃんは求められている人で、ちゃんと期待に応える人でした。

 

 

 表題のなぜ小山さん主役の指定がされたのか、は放送から1年以上経って、いろんなことがあった中で考えてしまう。当時より今の方が考えてる。

 答えはこの仕事をオファーしたフジテレビのスタッフさんの中にあるので、考えたところで答えが解る訳ではない。ある日急に答えが明かされる可能性もあるけど、わからないままの確率の方が高いと思う。でもいろいろ考えてしまうのよね。

 

 2017年8月にこの企画がNEWSに伝えられた。当然それ以前にこの企画がたてられたので2016年の年末あたりからNEWSの動向やメンバーとフジテレビの関わりなどを振り返りたい。

 

2015年~ 不定期放送 タイプライターズ 加藤シゲアキ出演(又吉直樹さんとMC)

現在は季刊放送、BSフジでも放送開始

2016年10月~

当時キャラパレ、現在ネタパレ、増田貴久レギュラー出演

12月

FNS歌謡祭第1夜出演

前年は第2夜出演。出演シーンはweeeekと恋を知らない君への歌唱のみでコラボ等はなし。(翌日のめざましテレビ氣志團とコラボしたいって言ってた。実現待ってる)

2017年1月

ドラマ 嫌われる勇気 加藤シゲアキ 準主役で出演

オープニングテーマはNEWSのEMMA

2月

EMMA シングル発売

ミュージックフェア出演

スキマスイッチLITTLE GLEE MONSTERとコラボあり

3月 特番 おたすけJAPAN 小山慶一郎出演(中丸雄一とMC) 番宣でVS嵐、当日朝の生番組出演

スカッとジャパン 手越祐也VTR再現ドラマ出演

 

 一応、メンバー全員フジテレビと関わりがありました。

 

NEWS本体の動きとしてはアルバム「NEVERLAND」発売(3月)  ツアー(4月~6月)

 

……多分、これくらいですよね⁉

 

 

夏に歌番組の特番が各局ありますが、フジのFNS歌の夏祭りは、ジャニーズからはアニバーサリーイヤーのタッキー&翼、Hey!Say!JUMP、ABC-Zの3組が出演で、NEWSは出演していません。

 

 何で突然FNS歌謡祭で大型企画がNEWSに与えられたんだろう、そもそも。

 15周年、アニバーサリーイヤーの直前というのが、一番大きな理由だとは思う。でも、例えば3曲位のメドレーでも充分ファンは喜ぶ。何故時間が掛かるこんな企画をたてたのか。

 

 FNS歌謡祭は長時間の音楽番組でしかも2週に渡るため、おそらく見せ方に変化を出したいのだろう。コラボの多用など、昔から目玉にしてきた。昨年はミュージカルをテレビで魅せることにこだわりを感じた。

 

 企画が先で、NEWSがそれに選ばれたか。NEWSの企画として、この案が出されたか。これは普通に後者だと思う。その仮定で進める。

 

ファンだから贔屓はあると思う。でもジャニーズのグループの中でここまで多方面に広がって多才なグループは無いと思ってる。

 

 この時点では、小山さんは帯のニュースのキャスターだった。今は降板したけれど、評価は高かった。加藤さんは作家としてすでに4冊(当時)の本を出版し、文芸誌にエッセイを連載中。芸能人が本を書いてみました、というレベルではない。手越さんは視聴率No1のバラエティー、イッテQで大活躍、サッカーのキャスターもずっと務めている。そして歌の上手さにも定評がある。増田さんは長くNEWSの衣装を手掛け個性的な魅力を発揮していた。

 

 さて、ミュージカルとは?

 私詳しくないんですけど、歌、踊り、芝居がひとつになったもの…でだいたい合ってますか?

 ジャニーズのグループはどこも、これは出来るだろう。

 

 NEWSの、NEWSだけの特色があるとしたら…。それこそ贔屓かもしれないが、作家がいることだと思う。作られたものではなく、作ることが出来る、という期待が持てる。それは衣装にも言える。オリジナリティー溢れる新しいものを、みたいな狙いがあったのだろうか。作る過程もまた見せ場になる。

 ライブでも製作に関わっている二人だからこのあたりはおそらく鉄板だ。

 新しい歌への挑戦を任された手越さん。今でもすごく上手いのに更に挑戦?と驚いたけれど、結果多重録音という武器を手に入れた。

 作家の加藤さんが作り、衣装担当の増田さんがデザイン、歌の上手い手越さんが多重録音、とそれぞれ得意分野の仕事を担った。この流れでいけば、小山さんは加藤さんの言葉を借りれば司会でもよかった筈である。4分半という長さのミュージカルで主役って必ずしも必要ではないと思う。例えば、カイ、コタ、ボンセンでは主役はいないでしょ。いた方が表現の幅は広がるけど。

 

 発表の順番的に、“他に出来ることがないからあなたが主役です” みたいな感じになった(増田さんに大落ちじゃん、と言われてた)けど、違うよね。小山さんを主役にしたい意味がなければ、そうはしないよね。このとき、「やべえ、俄然やる気出てきた」と言った加藤さん。面白い感じの一言みたいになったけど、ここも狙いだったのでは。小山さんのこと大好きな加藤さんのモチベーションを上げる効果。あと普段は端になりがちな小山さんを真ん中にすることで生まれる効果も、作家として使えると瞬時に思ったのでは。やはり歌のときは手越さんが真ん中だから、それとは違うNEWSの姿を見せられると。

 

 あと私が思うのは、小山さんのスタイルの良さ。あの手足の長さでしなやかに歌い踊れば、そりゃあ目をひく。

 

 2017年秋、小山さんは、テレビ朝日のドラマ「重要参考人探偵」に出演していた。帯のキャスター、NEWSの一員としての仕事と平行して。

 

 フジテレビも小山さんと仕事したかったんじゃないかな。実際、中丸くんとの冠番組“おたすけJAPAN”がある。キャスターの印象が強い(それはとても凄いこと)けれど、他にもこの人はいろいろ出来ると。

 

 NEWSでもしも冠番組を持てたら、MCは絶対小山さんだろう。その実力は絶対ある。その先を見据えたのでは。メンバーを引き立てるだけではなく、自分が前に出ることでもNEWSを輝かせられるように。

 

 結果、小山さんのメイキングは歌の苦手克服がメインになったけれど。

 

 

 

 去年の6月のことは、もちろん無い方がよかった。けれど以前の少プレでの国分さんの言葉。「ケガは無い方がいいけど、それで耐性を作っていく」(言葉通りではないです、だいたいの意味です)。NEWSってすごいよね。何度でもたちあがってくれる。銀髪の小山さんが見られるなんて想像もしたことなかったからね。新しい小山さん、新しいNEWSが見られる期待がいっぱいだよ。