“想像することがみちしるべ”というワードで思い出した本があります
NEWS WORLDISTAツアー、始まりましたね!
ネタバレを踏みたくないため、あんまりTwitterを読んでいません。で、関係あるような無いようなテーマで書きます。
この本知っている人いるかなぁ。下の子がまだ幼稚園児の頃、かがくのともで発行されたものです。2006年4月号。13年も前なのね。
表紙はウサギとカメですね。
まず、ウサギとカメで「速い」の定義を子どもにわかりやすく伝えます。
そして動物のなかで速いものを探していきます。
でもどんな動物よりも速いものがある。人間が作りだした乗り物です。
それより速いもの…それは自然。
音速、地球の自転、公転、光速。
光の速さよりも速いものはないと考えられている、だが光よりもっと速いものがある。
その続きは…。なんとなく想像つくかなぁ。
ラスト2ページが美しい日本語なので、これ以上は書きません。よければ、図書館などで手に取ってもらえれば。
絵を描いているのは、あべ弘士さん。以前、旭山動物園で飼育係をされていたそうで、動物を描いた絵本が多いです。暖かみのあるタッチですよね。「あらしのよるに」シリーズが有名かな。
翻訳は天野祐吉さん。雑誌「広告批評」の主宰者だったそうです。よく知らない😅 難しそうな本を書いていたのかなぁ。本当に知らない。でも子どもの本もいろいろ手がけていたようです。この本の他に「ひゃくにんのおとうさん」(福音館書店)という中国の昔話の絵本の文章も書いています。昔話だから、同じストーリーの本も出版されていますが、私は圧倒的に天野祐吉さんの文章が好きです。好き過ぎて丸覚えしました。「おはなしのろうそく」といって、昔話などを本を使わずに語る活動があるのですが、真似っこでこの本を語ったことがあります。
今日、本棚から取り出して、思い出しました。「このよでいちばんはやいのは」これ、上の子が6年生のとき、クラスの読み聞かせで最後に読んだ本でした。11年前の今頃。本当に素敵なメッセージの本なので、卒業していく子どもたちに伝わってほしい。覚えていなくてもどこかで、鍵のように、必要なときにこのメッセージが開けられて届いたらいいな。そんな思いがあってこの本を最後の読み聞かせに選びました。
すっごく話それてしまった😵💧
シゲちゃんがクラウドで書いてるライナーノーツで、プロデューサーさんからのメッセージがありましたね。あのメッセージに重なる気がしているんです。この絵本。