「グリーンマイル」まで、あと少し
長らく、ブログを書いていなかったのですが、グリーンマイルの幕が上がる前にひとつくらいは書こうと思います。
23日の、サタジャニ。
初めて舞台の衣装姿が見れて、嬉しかった。
そして、記事の中で衝撃的だったのが、死刑が執行されるシーンもある、ということ。
私は、映画を見ていません。原作を読んでいるけど、まだ上巻の2/3くらいなんですよね…。(読み終わるのか?)
だから、ストーリーを全部ちゃんと知らない状態なのです。
何度となく書いているけれど、まだ新規で、ちゃんとNEWSの活動を追っているのは、この一年間だけなのですが、加藤シゲアキさんのお仕事は、「いのち」にかかわるものが、多くないですか…?
「NEWSな2人」での、孤独死の現場の取材。つい先日は、鹿の解体。
夏には、「いのちのうた」。
そして、連載の「できることならスティードで」は、亡くなられたお祖父様のお話。
そして、舞台では、死刑の執行シーンがある。
このなかでも、私にとって衝撃的だったのが、鹿の解体。
この場合は鹿だったけど、VTRの中でシゲアキさんが言っていた通り、誰かがこれをしているからお肉が食べられる訳で。
「死刑が執行された」というニュースを聞くことも、時にはある。
日常の中から追いやった、自分を含めて多くの人が知ってはいるのに見ようとしない、現実。
その現実を知って、その中を生きるひと。
シゲアキさんは、そんなひとのような、気がします。
話を、いきなり変えますが。
私は、若い頃、詩を書いていました。今思えば、ポエムみたいなものでしたが、現代詩に憧れがあって、教室に通っていたことがありました。
その教室に通っていたのは、みんな年齢も仕事もバラバラでした。でも、共通していたのが、話したとき返ってくるこたえが、普段日常で会ってる人たちと全然違っていて、面白いの。 打てば響く、の響き方が、違う感じ。
で、あるとき、ふと思いました。このひとたちはみんな、心の中で何かと闘っている…。
こんな事を思いだしたきっかけは、「タイプライターズ」です。
作家さんって、何かあったときの、心の葛藤が凄いんだろうな。…あくまで想像。そして、経験値から考える。
作家としても生きている、シゲアキさんだからこその演技を、生で見れることに、感謝します。
「いのち」がテーマの仕事が多い、と書きました。よくよく思いだしたら、「あやめ」では、「だから僕は生きていく 虹を歩いてく」と歌っていました。クラウドでは、何度も「#生きる」と書いていました。
強く強くメッセージを、発していたひとでした。