緑色のumbrella

NEWSに出逢えてよかった

舞台「グリーンマイル」感想 追記

 ちょっと前に、すっごく抽象的な感想を書いたばかりですが、あ、書き忘れたなー、と思うことが、いくつかありました。で、もう一回追加で、書いています。(やっぱり、抽象的ですけど😅)

 いつもなら、書こうかな、と思っているうちに、新しい出来事があって、そのままになることが多いです。

 今回、あえてもう一回書こうと思ったのは、先日のシゲ部の感想も入れたかったからです。

 

 

 まずは、びっくりするほど、長さを感じませんでした。短く感じた訳じゃないですよ。子どもが高校生のとき演劇部だったので、当時、舞台を見る機会は多かったです。でも高校生の大会規定は一時間以内だし、地元の劇団のお芝居も一時間半~二時間位だったので、休憩含んでるけど、二時間半は初めての長さでした。

 月並みだけど、脚本、演出、がいいんでしょうね。過不足がないということですものね。この二時間半、ほぼずっと舞台の上にいて、ポールを演じ続けた加藤さんはすごいです。初めて、生の加藤さんを見るので、少しは、ドキドキするかな、と思いました。でも、なかったです。そこにいたのは、最初から最後まで、〈加藤シゲアキ〉ではなく〈ポール・エッジコム〉でした。

 

 前回、言葉にしなくても思い続けることの大切さ、みたいなことを書きました。ありがとうが言えない加藤さん、ってよく言われますよね。ちゃんと、言って伝えることは大事だけれど、思いが強かったり、深かったりして、言えないんだよね、と想像してました。だからラジオの相談メールに、「思っていればいい」と回答したのかな、なんて。今回シゲ部で、「感想を無理に言葉にしなくていい」と言ってくれました。言葉にしなくても、ちゃんと伝わっている、手応えがあるんだね。言葉で全ては語れないけれど、ちゃんと受け止めたいと思う。

 

 ”死刑“を題材にしているから、見終わった後、“死刑制度”について考えるのかなぁ、と思っていました。でも、もっと根源的なところに連れてかれた感じです。だから、死刑制度ということまで、まだ考えがいかない。

 

 そして、作品全体に、キリスト教的な感じがしました。私は無宗教ですが、子どもが教会の幼稚園でした。しかも、卒園後も中学校卒業まで、ほぼ毎週教会学校に通っていました。10年以上一緒に行っていたので、キリスト教に憧れもありつつ、受け入れられないな、と思う部分もありつつ、でした。作家の新井素子さんがエッセイで、「主はあんまりなんじゃなかろうか。」と書いていて、言い当ててくれたって感じ。その、あんまりじゃないか、感は、この「グリーンマイル」にもあって、すんなり受け入れられない部分でもある。

 でも、矛盾しているけど、憧れもあって。最後に、お祈りのシーンがあります。加藤さんが青学出身という情報も入っているせいか、本当にこのお祈りが教会に通じているように思えて。救いがあるように感じて。ジョン・コーフィーが持つ力のように、何かを変えることは無い。けれど、ここに救いがある。それがポール・エッジコムの持っていた力だと。本当に、心打たれる美しいシーンでした。

 

 もう、観劇してから、一週間以上たちました。あのとき泣かなかったけど、こうして綴っていると、泣きそうになります。(でも、泣かないけどね)

  

 時々、こうして書くのは、また、あの時間に戻れるから、また、書くのかなぁ?

 いや、次に書くのは、ハロウィン音楽祭かな?(二年連続出演おめでとう🎉🎉)

 

  最近、神々しく見える、加藤さん。

  

「グリーンマイル」遠回りに綴る感想

 「グリーンマイル」観劇の旅も終わり、日常に帰ってきました。

 

 思うことは、いろいろあれど、どこから書いていいものか、悩む訳です。

 

 で、遠回りに、書こうかな、と。ぽつぽつ綴るうちに自分の心の内も、はっきりするかもしれません。

 

 本当に、遠回りに行きます。

 

 「グリーンマイル」原作本を、帰りの空港からの直通バスの中で、ようやく読了しました。

 

 こんな告白が必要かどうか分かりませんが、自分はとても狭い人間だなぁ、と思っています。

 

 はまれば、とことん好きになるけど、ちょっと違うな、と思うとすぐ引いてしまいます。貪欲さに欠けているんですね。あきらめが早いというか。(やりたいこと無限にある加藤さんと真逆ww)

 

 で、何が言いたいか、というと、「グリーンマイル」の舞台が、加藤シゲアキさん主演でなかったら、この本は読み終わっていません。多分、途中で投げ出してます。ところどころ、納得できない、落としどころがわからない箇所がありました。加藤さんという指針がなければ、進めなかったと思います。

 

 で、舞台を見終わり、本を読み終わって、自分の読みの浅さを知るのです。

 

 いのちの尊厳とは何か?

 一度しかない死に対して、どう向き合うのか?

 そして、救済とは…?  呪いとは…?

 

 

 舞台も、本も、物語は終わりますが、この問いに答えはありません。

 

 ネタバレになるので、私が納得できなかった場所(一つではない)は、書きません。

 

 ただ、そのことに関して、ちょっと寄り道したい、と思います。 

 

 「KちゃんNEWS」のコヤシゲ回の話。お悩み相談サマータイムで、ごめんなさいが言えない、というメールがありましたよね。それに対して、「ごめんなさい、って思っておけばいいじゃん」みたいに言っていました。

 

 

 ここからは、想像です。

 

 言葉にして伝えるよりも、思い続けていることの大切さ、重さを感じるのです。

 

 いや、言葉にして伝える方が大事でしょう、と言われそうだし、もちろんそれはそうなんですけど。

 

 思い続ける、ということは、常にその真実と生きていくこと。自分に嘘はつけないものね。

 

 多分、加藤さんは、ここの場所での思いが深い分、その後の言葉にして伝える、が簡単には出来ないんじゃなかろうか、と思うのです。

 

 

 この物語「グリーンマイル」の事実だけを拾えば、悲しいしやりきれない。

 

 でも、それだけではないですよね。

 

 舞台のラストシーンのほんの少し前、静止画かな、と思うくらい美しかったんですよ。はっ、とするくらい。

 

 考えさせられる舞台の感想が、美しい、って何なの?と言われそうですよね。

 

 私が見た11日夜の回のラストで、涙が一筋流れていた、というツイートがあったので、そのシーンかもしれません。

 

 残念ながら、二階席だったので、そこまではっきりとは見えませんでした。でも、言葉ではない何かが、生身の人間から感じられました。伝わってきました。(多分、同じシーンをテレビで見ても感じられるかわからない)

 

 演技って、セリフを喋る、アクションをする、表情を作る以外に、思いをためる、というのがあって、それが最後に、“光”となって放たれたみたいに思えて。

 

 それは、輝きでもあり、哀しみでもあり…。

 

 

 

 しかし、何て抽象的な感想なんだ!

 この辺が私の限界です…。

 素晴らしい舞台を見に行くことができて、幸せです。

 

 加藤さんをはじめ、キャストの皆さま、スタッフの皆さまが、最後の公演まで、無事に全うできますように。

 

ブックカバーの中身は、「閃光スクランブル」にしました。

 

 









 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

「グリーンマイル」一直線を避けつつ…

 10日、東京に行きます。15年ぶりです。NEWSがデビューしてから、初めて!の東京行きです。生の加藤シゲアキさんを初めて見れます。本来なら、ちゃんと、「グリーンマイル」に向き合うべき時間かな、と思いつつ、逆を行っています。

 

 やっぱり、重い。原作は、まだ下巻の前の方。多分、間に合わないなぁ。

 

 お気楽な性格なので、キャラクターや話は知っていて、結末を知らないのは、ある意味一番楽しめる(楽しむ、という言葉は違和感ありますけど)かな、と思っております。

 

 舞台の初日のインタビューが、テレビで流れるかな、と期待した先週の月曜日。

 

 ビビットでのインタビューが、もうただ普通に、加藤さんと林さんの会話で。(ほめてます。こっちの方が貴重。)

 

 これが産休前の最後の仕事、という林アナに対しての、言葉が本当に優しいなぁ。

産婦人科で、怒られるでしょ。」

「心配なんだけど。」

「一緒に戻しましょうね。子育てしながらもね。」

 優しいよね。もうビビットは、卒業しているけれど、ファミリーならではの空気だなぁ。そして、9月いっぱいで金さんが卒業で。お別れは、少しさみしい。

 

…で、ついつい去年9月からのVTRを見返しております。

 

 かわいいな。髪の毛短いな。



シゲ足しとか、エプロン姿とか、また見たいよ。



そうだ、朗読のオープニング、あったねぇ。



あ、ここのバックで「ささぶね」が流れてる! この頃、知らなかったから、気がつかなかったわー。



 

 

……などと、ひとり懐かしさに、ひたっています。たった一年前だけど、雰囲気がずいぶん違います。

 そう言えば、林アナのバックでいつも流れていた、ピンクレディの「モンスター」は、都倉俊一先生の作曲でしたねー。思わぬところで、つながっていましたねー。

 

 そして、今日は、24時間テレビの編集と、ダビングをやってます。

 

 

 まだ、土曜日の分です。

 

 阿久悠物語も久しぶりに見ました。

 

 でも、そろそろ、本当に、東京に行く支度しなくちゃ…。

 

 

「グリーンマイル」まで、あと少し

 長らく、ブログを書いていなかったのですが、グリーンマイルの幕が上がる前にひとつくらいは書こうと思います。

 

 

 23日の、サタジャニ。

 初めて舞台の衣装姿が見れて、嬉しかった。





 

 

 そして、記事の中で衝撃的だったのが、死刑が執行されるシーンもある、ということ。

 

 私は、映画を見ていません。原作を読んでいるけど、まだ上巻の2/3くらいなんですよね…。(読み終わるのか?)

 

 だから、ストーリーを全部ちゃんと知らない状態なのです。

 

 

 

 何度となく書いているけれど、まだ新規で、ちゃんとNEWSの活動を追っているのは、この一年間だけなのですが、加藤シゲアキさんのお仕事は、「いのち」にかかわるものが、多くないですか…?

 

 「NEWSな2人」での、孤独死の現場の取材。つい先日は、鹿の解体。

  夏には、「いのちのうた」。

  そして、連載の「できることならスティードで」は、亡くなられたお祖父様のお話。

 

 そして、舞台では、死刑の執行シーンがある。

 

 このなかでも、私にとって衝撃的だったのが、鹿の解体。

 

 この場合は鹿だったけど、VTRの中でシゲアキさんが言っていた通り、誰かがこれをしているからお肉が食べられる訳で。

 

 「死刑が執行された」というニュースを聞くことも、時にはある。

 

 日常の中から追いやった、自分を含めて多くの人が知ってはいるのに見ようとしない、現実。

 

 その現実を知って、その中を生きるひと。

 

 シゲアキさんは、そんなひとのような、気がします。

 

 

 話を、いきなり変えますが。

 

 私は、若い頃、詩を書いていました。今思えば、ポエムみたいなものでしたが、現代詩に憧れがあって、教室に通っていたことがありました。

 

 その教室に通っていたのは、みんな年齢も仕事もバラバラでした。でも、共通していたのが、話したとき返ってくるこたえが、普段日常で会ってる人たちと全然違っていて、面白いの。 打てば響く、の響き方が、違う感じ。

 

 で、あるとき、ふと思いました。このひとたちはみんな、心の中で何かと闘っている…。

 

 こんな事を思いだしたきっかけは、「タイプライターズ」です。

 西加奈子さん、中村文則さんが、ゲストの回。

 作家さんって、何かあったときの、心の葛藤が凄いんだろうな。…あくまで想像。そして、経験値から考える。

 

 作家としても生きている、シゲアキさんだからこその演技を、生で見れることに、感謝します。

 

 

 「いのち」がテーマの仕事が多い、と書きました。よくよく思いだしたら、「あやめ」では、「だから僕は生きていく 虹を歩いてく」と歌っていました。クラウドでは、何度も「#生きる」と書いていました。

 

  強く強くメッセージを、発していたひとでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 

一年前の9月1日の話

 24時間テレビのことやら、いのちのうたのことやら、何なら、音楽の日、THEMUSICDAYについても、書きたいと思っているけれど、上手く表現できませぬ。

 

 ちょっと、箸休めに、一年前の話を書きます。

 

 突然、NEWSに、心を、持っていかれた夏でした。

 

 感動した、という言葉では足りないくらい、揺さぶられた感じでした。

 

 この気持ちを嘘にしたくない。ので、意を決して、CDショップに行きました。

 

 去年の24時間テレビといえば、そうです。あれですよ。

 「フルスイング」

 この曲が欲しくて、行ったのです。

 

 ジャニーズのコーナーの、NEWSのブロックを一枚ずつ、確認する…。

 

 無い。

チャンカパーナ」無い。

 「NEWS」も無い。

 つまり、「フルスイング」が無い。

 

 え…、どうしよ…。まさか無いとは…。

 

 軽い気持ちで行ってないから、動揺する。

とは言え、選択肢は二つ。今日はあきらめて帰るか、別のCDを買うか。

 

 もう一回見ると、派手に棚から飛び出した規格外のCDがある。何だこりゃ。とりあえず、手にとる。

 

 「恋を知らない君へ」

 初回スペシャルパッケージでした。

 

 Music clipが入った初回盤、4曲入りの通常盤、Music clipのメイキングに、24Pのブックレット入りで、2400円。うん。お得だな。

 

 それと、限定盤の響きに弱い。次に来た時には、これはおそらく無い。

 

 本当は、「フルスイング」が欲しかったけど、「恋を知らない君へ」も好き。よし、今日は、これ買おう。 

 

 テレビやラジオじゃない、自分で手に入れた音源。以外とね、手に入った途端、醒めちゃう場合もある。もちろん、NEWSは、そんなことなくて、より好きになってしまいました。

 

 

 Music Clipの美しいこと。

 衣類で作った海がライティングされて、とても綺麗。

  高校生カップルがかわいくて、「時をかける少女」のエンディングテーマだったな、と思いだす。

 

 メイキングでは、コヤテゴの仲の良さに驚いた。

 加藤さんは、監督さんと話すシーンが多くて、やっぱりものを創る人なんだなぁ、って思った。

 まっすーは、大人だった。

 手越さんは、早く歌番組で歌いたいと言っていた。ジャニーズでこういう歌が歌えるグループはなかなかいないって。歌へのこだわりを感じた。

 そして、小山さんのキャスターという仕事は、とても時間をさく忙しいものなんだ、と知った。

 

 

 どのCDを最初に買っても、絶対NEWSファンになっていたとは思います。

 

 でも、このスペシャルパッケージを買えたのは、ラッキーだったなー。

 

                                                                                    Music Clipの加藤シゲアキさん。私のお気に入りのシーン。                        



青年のなかに、少年を感じるのよねー。

ほんの一年前というのが嘘みたい。

 



 

 

 

 

 

 

 

「いのちのうた」全国放送 その①

 これを書き始めた時点で、全国放送からもうすでに、4日経過しています。

 思うことは、いろいろあるけれど、なかなか、取りかかれずにいました。

 

 本来のこのブログの目的……加藤シゲアキさんは素晴らしい、NEWSは素晴らしい、とただ言いたい。

 

 それを書く前に、反省(という言葉が適切かどうかわかりませんが)すべき事がある、と思いました。

 

 戦争が終わって、72年。

 戦争を体験された方は、若い方でも70代。シゲアキさんに被爆体験を話された方は、80代でした。

 

 「原爆の記憶をつなげるために、若い世代が意識を変えなければならない。」

 

 そんな流れで、番組が進んでいきました。

 

 シゲアキさんは、30代。

 

 戦争体験者と、シゲアキさんはじめ若い世代、その間にある世代の自分、何していたんだろう。

 

 私は戦後生まれだけれど、親は戦前生まれです。 

 

 でも、戦争を体験した父母からは、戦争に関する話を聞いたことが一度もありません。

 

 一方、祖母からは、ごくごく普通に、戦争の話を聞いて育ちました。

 

祖母は、特に気負わず普通に話してくれたように思います。 

 

 だから、特別なエピソードとしてではなく、感覚として覚えています。

 

 祖母からしてみたら「今は、たまたま平和だ」ってこと…。

 

 その平和な時代にあぐらをかき、何もせず、消費してきた気がする。

 

 それに気づかされた、番組でした。

 

 見ないようにしてきたことを。

 

 

  すみません。これを書かないで、シゲアキさん、NEWS、他の出演者さんの歌について、書けないと思いました。

 

 ですので、とりあえず①としました。

 

 追って、感想を、綴りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

24時間テレビと小山慶一郎さん

 いよいよ、今日です!

「いのちのうた」

 

 放送時間間近になったら、書けないと思うので、今、このブログを、書いておきます。

 

 昨日、小山さんが出ていた、「一周回って知らない話」を見ていました。

 普通に楽しく、見ていたんです。

 

 途中で、24時間テレビの、ダーツの旅の映像が流れました。小山さんが小さな子どもを抱っこしてるやつ。

 

 それを見た瞬間、なんか、こみあげてきちゃって…。意味わかんないよね。自分でも、びっくり。

 

  去年、NEWSファンになった私にとって、小山さんは、24時間テレビに必ずいる人。来年は、こんな素敵なロケの映像見れないんだ…、と思ったら、この時点で寂しくなってしまった。バカですよね。

 

 あと、小さな子どもと小山さんのふれあいが、単純に好きなんだよね。NEWSな2人等でもありましたが。

 

 昔のドラマとか、映画って、物語の主題にそって、いろんなシーンを作っている感じがあるのね。(あくまで、私の主観です。そうではない作品もあると思います。)

 

 悲しい話なら、泣かすために。戦争の話なら、みんな戦時中の人として描かれる。

 

 最近の作品は、そうではなくて、日常を丹念に描くことで、奥深いものになっている。

 

 なんか、そういう日常。ありふれているけれどとても大切なこと…。

 

 そんなものを連想させるんですよ。

小山さんと子どものふれあいが。

 

 何気ないけど、キラキラしてる。

 こんなシーン、ずっと、見ていたい。

 

 小山さんの優しさが、伝わってくるのかな?

 

 平日キャスター、24時間テレビ、その後は連ドラ、忙しい日々が続くけれど、体調に気をつけて。